こんにちは。このブログ「日々淡々と染みる」を運営している「染みる」と申します。前回のブログでは、「好き」や「得意」を育てるための3つのステップをご紹介しました:
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好きや得意を「動詞」に分解する
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動詞の優先順位をつける
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動詞を日常に取り入れ、比率を高めていく
今回は、この中でも特に重要な「動詞」に着目する理由をお話しします。
なぜ動詞に着目するのか?
私の好きな「神社巡り」と「キャンプ」を例に、「動詞」に着目する意味をお伝えします。動詞の視点で「神社巡り」を分解すると、「探す」「歩く」「集める」「感じる」といった具体的な行動に分けられます。
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探す:訪れる神社を選び、その由来や歴史を調べる。どんな景色や雰囲気が待っているのかを想像するワクワク感がある。
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歩く:境内や参道を歩き、その場の雰囲気や建築物を味わう。
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集める:御朱印帳に印を集め、訪れた記録を積み重ねていく達成感を味わう。
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感じる:静けさや風景に意識を向け、手を合わせながら自分の気持ちと向き合う。
同じように、「キャンプ」を動詞で分解すると以下のようになります。
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探す:キャンプ場や自然の中のスポットを探す。景色や設備を比較しながら、自分に合った場所を見つける楽しさ。
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組み立てる:テントやタープを組み立てる過程を楽しむ。自分の手で空間を作り上げる行為に満足感がある。
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集める:自分の世界観に合う、お気に入りのキャンプ道具を揃える。
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感じる:焚き火の温かさや自然の音、景色の美しさを全身で感じる。
こうして見ると、一見かけ離れた「神社巡り」と「キャンプ」が、動詞レベルでは驚くほど似ていることに気づきます。
「動詞」が見せる共通点
私の仮説は以下の通りです:
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異なる「好き」「得意」でも、似た動作で構成されていることが多い。
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共通の動作を通じて、「好き」「得意」を深められる。
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動作単位で考えることで、新たな「好き」「得意」を高いクオリティで見つけられる。
動詞に着目することで、「好き」「得意」の解像度が上がり、自分の特性が見えやすくなります。そして、特性を理解しているからこそ、経験のないことにも共通点を見出し、新たな「好き」「得意」を狙って見つけることができるのです。
このカラクリを日常で上手く扱えたら、人生ネタバレ時代を上手く波乗りできるのではないか――そんな思いを抱いています。
あなたの「動詞」はDNAで引き継がれたもの
動詞に着目するもう一つの理由は、それがDNAに刻まれた生存戦略である可能性があるからです。例えば、あなたが自然と魅力を感じる動作や行動は、無意識のうちに行っていることが多いのではないでしょうか?
これは私自身の原体験からも強く感じています。
私の家族には以下のような「動詞」が見られます:
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祖父・父:歴史的な偉人の伝記や出来事から、自身の悩みや課題を解決する糸口を「探す」。本棚にはいつも歴史関連の書物が並んでおり、特に祖父は「過去を学ぶことで未来のヒントが得られる」と話していました。
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母:ポイントを「集める」のが好きで、いわゆるポイ活に情熱を注いでいます。ただし、商品交換や現金換金にはまったく興味がなく、あくまでポイントそのものを集めることに喜びを感じています。
こうした動詞に基づく行動を見ると、親世代と私の時代では環境も状況もまったく異なるはずなのに、動詞レベルでは驚くほど似ていることに気づかされます。
長い歴史を振り返れば、私たちの祖先は自然災害や戦乱、疫病などの困難を乗り越え、生存し続けてきました。ただ運に任せていたのではなく、必死に行動を起こし、他者よりも優れた行動で生存率を高めた結果、私たちのDNAに「行動」として刻まれたのではないか。
この視点に立てば、あなたが何に魅力を感じているか、その理由をより深く理解できるようになるのではないでしょうか?
人生のネタバレ時代に必要な視点
以下の2つが特に重要だと考えています:
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「好き」「得意」を動詞で理解し、いつでも新たな「好き」「得意」を生成できる体制を構築すること。
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DNA由来の動詞を常に磨き続け、揺るぎない自分の居場所を作ること。
情報過多な時代の中で、自分の好きや得意を見失うことがあっても、動詞を軸に「好き」「得意」の土俵を変える。土俵を変えたとしても、動詞は変わらないため、動詞はどんどん洗練される。そして洗練された動詞で構成された「好き」「得意」に巡り合ったとき、人生のネタバレをされても負けない耐性がつく。
この循環は、人生のネタバレ時代における強力なツールになると信じています。
動詞戦略を実行可能にする戦術書
この「好き」や「得意」を動詞に着目して理解する手法は、森岡毅さんの戦略にも見られるように、広く知られつつあります。しかし、日常生活でこれをどのように実践し、自分に落とし込むかについては、まだ解説が少ないと感じています。
余談ですが、最近夢中になっているアニメ『チ。』では、人から人へ「知」のバトンが引き継がれ、新しい価値を生み出す過程が描かれています。
私も先人の動詞に着目する「知」を継承し、さらに現代的にアップデートすることの重要性を感じています。
動詞戦略から実行可能な動詞戦術に、「好き」「得意」を再発見し、育て直すための実践的な戦術書としてこのブログを活用いただける内容をお届けしていきます。
次回に向けて
次回からは「好き」や「得意」を育てるための以下3つのステップの内容をご紹介します。
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好きや得意を「動詞」に分解する
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動詞の優先順位をつける
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動詞を日常に取り入れ、比率を高めていく
最後までお読みいただき、ありがとうございました!次回もぜひお楽しみに。
